COSMETIC DERMATOLOGY

ピコレーザー(トーニング・フラクショナル・スポット)

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目次

ピコレーザーとは

ピコレーザーとは、皮膚のシミ・くすみ・毛穴・ニキビ跡などを改善するための高性能レーザー治療です。

「ピコ(1兆分の1秒)」という非常に短い照射時間でメラニンを破壊し、肌への熱ダメージを最小限に抑えながらの肌質改善が期待できます。

従来のナノレーザーと比べて痛みやダウンタイムが少なく、より均一な肌質改善が期待できるのが特徴です。

スクロールできます
施術名主な目的照射の仕組みダウンタイム痛み特徴
ピコスポットシミ・そばかす除去メラニンを一点照射で破壊かさぶたが数日〜1週間弱〜中局所的なスポット治療
ピコトーニングくすみ・肝斑改善低出力で全体に照射ほぼなし肌全体のトーンアップ
ピコフラクショナル毛穴・ニキビ跡改善微細なレーザーで真皮層を刺激赤み・ヒリつきが1〜3日コラーゲン生成を促進

ピコスポットとは

ピコスポットは、シミ・そばかす・老人性色素斑などの色素沈着に対してピンポイントで照射する治療です。

メラニンをピコ秒単位の短いパルスで粉砕することで、周囲の皮膚へのダメージを抑えながら色素を除去します。

副作用・リスク

照射部位が一時的に赤みや軽いかさぶたになることがあります。

稀に炎症後色素沈着が起こることもあるため、日焼け対策や保湿を徹底することが重要です。

ダウンタイム

かさぶたが自然に剥がれるまでの3〜7日程度は、メイクや摩擦を避ける必要があります。

ピコトーニングとは

ピコスポットは、シミ・そばかす・老人性色素斑などの色素沈着に対してピンポイントで照射する治療です。

メラニンをピコ秒単位の短いパルスで粉砕することで、周囲の皮膚へのダメージを抑えながら色素を除去します。

副作用・リスク

軽度の赤みやほてりが出る場合がありますが、通常は数時間〜1日以内に落ち着きます。
高出力照射による肝斑悪化のリスクが少ないことが特徴です。

ダウンタイム

ほとんどありません。施術直後からメイクが可能です。

ピコフラクショナルとは

ピコフラクショナルは、肌のハリ改善や毛穴・ニキビ跡の凹凸に効果的な治療です。

ピコレーザーを点状に照射して真皮層に微細なダメージを与え、コラーゲンの再生を促進します。

副作用・リスク

赤みや軽い腫れ、ヒリつきが一時的に生じる場合があります。
まれに乾燥やざらつきを感じることがありますが、保湿で改善します。

ダウンタイム

1〜3日程度の赤みやほてりが出ることがありますが、数日で自然に治まります。

ピコトーニング、ピコスポット、ピコフラクショナルの違い

3つの治療は「照射方法」と「目的」に違いがあります。

ピコスポットは局所的なシミ除去、ピコトーニングは全顔のトーン改善、ピコフラクショナルは肌再生治療として使い分けています。

項目ピコスポットピコトーニングピコフラクショナル
主な目的シミ・そばかす除去くすみ・肝斑改善毛穴・ニキビ跡改善
照射範囲部分顔全体点状(全体)
出力強め弱め中〜強
ダウンタイム数日〜1週間ほぼなし1〜3日
効果の現れ方即効性積み重ねで実感徐々に肌質改善

ピコスポットがおすすめな人

  • シミ・そばかすを短期間で改善したい人
  • 部分的な色素沈着が気になる人
  • ピンポイントで効果を実感したい人

ピコトーニングがおすすめな人

  • 肝斑やくすみを改善したい人
  • 肌全体を明るく均一に整えたい人
  • ダウンタイムを避けたい人

ピコフラクショナルがおすすめな人

  • 毛穴の開きや肌の凹凸を改善したい人
  • 肌のハリや弾力を取り戻したい人
  • ニキビ跡を根本からケアしたい人

dioクリニックのピコレーザーの特徴

dioクリニックでは、次世代のピコ秒レーザー「ICONIC PICO3(ピコスリー)」を導入しています。

ピコスリーは、350ピコ秒という世界最短クラスのパルス幅と3波長の照射機能を備えた高性能機器で、シミやくすみ、タトゥー除去、美肌治療など、幅広いお悩みに対応できる点が最大の特徴です。

従来のレーザーと比べて熱ダメージが少なく、肌への負担を抑えながら確実に効果を発揮します。

幅広いシミやくすみ、色シミに対応

ピコスリーは「532nm・755nm・1064nm」の3つの波長を搭載しており、浅いシミから深い色素沈着まで段階的に治療できます。

短いパルス幅(350ピコ秒)によってメラニン色素を細かく破砕し、体内の代謝で自然に排出される仕組みのため、肌への熱影響を最小限に抑えることが可能です。

シミ・そばかす・肝斑・くすみなどの改善に加え、肌全体のトーンアップ効果や透明感の向上も期待できます

痛みが少なく、ダウンタイムが短い

ピコスリーのもう一つの大きな特長は、痛みやダウンタイムの少なさです。

ピコ秒レーザー特有の「機械的衝撃波」によって色素を破壊するため、熱によるダメージが極めて少なく、施術中の痛みを軽減できます。

従来のナノ秒レーザーや高出力照射に比べて赤み・腫れなどの副反応が起こりにくく、施術後すぐにメイクが可能なケースもあります。

また、アメリカFDAの認証を取得しており、安全性・効果ともに世界基準で保証されています。

短期間で肌の印象を整えたい方や、繰り返し治療を希望される方にも安心してご利用いただけます。

肌診断機「pro-A」の併用で肌に応じた最適な治療法をご提案

dioクリニックではピコスリーによる照射治療の前に「シミ肌診断機」を用いて、肌状態を正確に分析することで、一人ひとりに最適な治療プランを立てることが可能です。

肝斑・炎症後色素沈着・くすみなど、症状の原因が異なるケースでも、正確な分類により「ピコスポット」「ピコトーニング」「ピコフラクショナル」など最も適した施術を選択できます。

肉眼では判断できない潜在的なシミ・色素沈着・毛細血管拡張などを数値化し、肌の深部まで可視化することで、今後10年間後に出てくる肌奥のシミ予備軍まで測定することができます。

診断機で得られるデータをもとに、レーザーの波長・照射強度・モードを調整することで、過剰照射による炎症リスクを防ぎながら、効果を最大限に引き出します。

治療前後の変化を客観的に比較できるため、肌の改善効果を実感しやすいことも大きな魅力です。

単なる美容皮膚治療ではなく“科学的根拠に基づいた美肌治療”を実現します。

dioリニックでは、この診断結果をもとに、無駄のない施術回数・費用・リスクをコントロールしながら、理想の素肌へ導きます。

施術の流れ

1,LINEでカウンセリング予約

LINEから簡単にご予約いただけます。
来院前に気になる症状や治療内容を事前に相談できるため、スムーズにご案内が可能です。
自分の肌の状態が気になる方に無料でカウンセリングできますので、お気軽にご相談ください。

2,ご来院/カウンセリング

肌のお悩みや理想の仕上がり、生活習慣などを伺いながら、治療の方向性についてご説明いたします。
ピコレーザー治療が初めての方でも、効果・痛み・リスク・費用などを一つずつご説明いたします。
不安を解消し、納得して施術に進んでいただける環境を整えています。

3,シミ肌診断

当クリニックでは、施術前に肌診断機を用いてお肌を解析します。
表皮・真皮のメラニン量、隠れシミ、赤み、毛穴の開きなどを高精度に測定し、肌の内部状態を「見える化」します。
診断結果をもとに、ピコスポット・ピコトーニング・ピコフラクショナル・ピコスリーなど、肌に最も適したモードと出力を選定し、効果的かつ安全な治療をご提案いたします。

4,施術

診断データと医師の判断に基づき、ピコレーザーを使用した施術を行います。
施術中は軽いパチッとした刺激を感じる程度です。
照射時間はおよそ20〜30分ほどで、当日からメイク可能なケースもあります。

5,アフターサポート

施術後は、冷却・保湿ケアを行い、肌の赤みやほてりを落ち着かせます。
必要に応じてお薬を処方させていただきます。
また、紫外線対策やスキンケア方法など、ホームケアのポイントについてもお伝えします。
術後に気になることや不安なことがあればいつでもLINEでご相談ください。

FAQ

ピコレーザー(トーニング・フラクショナル・スポット)のよくある質問

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ピコレーザーは痛いですか?
照射時に軽いパチッとした刺激を感じる程度で、強い痛みはほとんどありません。必要に応じて麻酔クリームを使用することも可能です。
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ピコレーザーはどの種類を受けたらいいですか?
シミ・くすみ・肝斑などのお悩みにはピコトーニング、濃いシミやそばかすにはピコスポット、毛穴やニキビ跡にはピコフラクショナルが適しています。肌診断に基づいて最適な照射方法をご案内します。
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何回受けたら効果がありますか?
シミの種類や肌状態によりますが、1回で変化を感じる方もいますが、2〜5回程度の継続照射でより均一な肌トーンを実感されるケースが多いです。
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ダウンタイムはありますか?
ピコトーニングはほとんどありません。ピコスポットは照射部位にかさぶたが数日残る場合があり、ピコフラクショナルは1〜3日ほど赤みが出ることがありますが、メイクでカバー可能です。